2012年12月22日土曜日

哲学・思想1(大卒警察・消防)


哲学・思想  警察官2001年

近代の科学的なものの考え方や見方は, 観察や実験から得られる個々の事実から,
それらに共通する一般的な法則を求めようとする (  A  ) と,
もっとも単純で確実な真理から出発して, 論理的に首尾一買した筋みちにしたがって,
個々の結果を導き出す (  B  ) との, 二つの方法を採用している。
それは, これまでの学説がどれほど権威のあるものであっても,
それをうのみとせず, それが実際の (  C  ) に合っているかどうか,
(  D  ) として筋みちだったものかどうかを, つねに批判的に吟味する態度に支えられている。

上文の空欄A~Dに入る語の組合せとして正しいのは, 次のうちどれか。


    A      B       C    D  
1.演繹法 / 帰納法 / 経験 / 理論
2.演繹法 / 帰納法 /  理論 / 経験
3.帰納法 / 演繹法 / 経験 / 理論
4.帰納法 / 演繹法 / 理論 / 経験 
5.帰納法 / 弁証法 / 経験 / 理論


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正解:

A ⇒ 帰納法
観察や実験などの個々の事実から一般的な法則を得る
イギリス経験論
フランシス・ベーコン、ジョン・ロック、 ヒューム

B ⇒ 演繹法
一般的な原理から個別的な事物を説明する
大陸合理論
デカルト(フランス)、スピノザ(オランダ)、ライプニッツ(ドイツ)